「Husky Core」15L Oneway Keg
- Style:Hazy IPA
- ABV: 7.5%
ブルワーのシュウトです。
RIKRI BREWING TAPROOMは、無事に1周年を迎えることができました。日頃から僕たちのビールを楽しんでくださる皆さま、本当にありがとうございます。
せっかくの1周年。今回はリクトくんと話し合い、クリア系とHazy系をそれぞれ1液種ずつ仕込むことにしました。僕はここ数ヶ月間トライアンドエラーを繰り返してきたHazyを担当し、これまでの知見と新たなチャレンジを詰め込みました。
今回のコンセプトはアメリカンホップメインの厚みのあるボディと甘味。マッシュ温度を72℃まで高め、非発酵性糖の割合を高める設計にしました。
結果として、主発酵を終えた段階での最終比重は想定以上に高く、リッチなベースが出来上がりました。ただ、全体のバランスを考えるともう少しアルコール度数が欲しかったため、発酵温度のままDHを行い、ホップクリープを促しました。基質となる非発酵性糖が多かったからか、通常よりクリープが活発に起きました。ただ、 ヘイズは想定よりも少し落ち着きました。クリープが非常に活発だったこと、それに伴う液体の攪拌によってホップとのコンタクトタイムが延びたことで、抽出バランスが変化したと考えています。
見た目の濁りは少し控えめですが、主張強めのピンクグレープフルーツやグァバなど赤系のフルーツのエキゾチックなアロマ。その下にモルト由来の乳酸菌飲料のミルキーな香りがあります。温度が少しあがるとマンゴーオレンジ味の飲料やアイスのような複合的な果実味が出てきてて興味深いです。
テクスチャーはシルキーというより、非発酵性糖由来の液体の重さを感じられると思います。
数値的にはかなり甘味が残っている設計ですが、ベタつく甘味は全くないと思います。ここはかなりうまく収められたポイントなんじゃないかなと感じています。